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2011/07/21

Beautiful Islands

東大阪大学で行ってきた15回にわたる講義がようやく終わった


環境デザイン入門の〆はもう一度環境問題に戻ってみようと思い
2009釜山国際映画「Beautiful Islands」でアジア映画基金AND賞を受賞した
海南友子監督作品を一部編集して、60分観てもらった

3つの島のお話

TUBALU(ツバル)      ー 南太平洋に浮かぶ9つの島からなる世界で4番目に小さい国
VENEZIA(ベネチア)     ― イタリア北東部ベネト州の州都で「アドリア海の宝石」と呼ばれる美しい街
SHISHMAREF(シシマレフ)  ― 北極圏にほど近いベーリング海峡に面したアラスカ州の永久凍土に覆われた島

DVDの上映には抵抗もあった
単に、寝るだけ、さぼるだけ、他の用事を済ませるだけ・・・
決していつの時代も変わらない、不変的な授業風景
友達と話す、携帯をみる・・

授業のための授業でなくなるような気がしていた

しかし、環境問題~人と人・人とその他との関係~ideaをカタチにする~
という授業を行ってきたなかで、もともとの目的を見失った状態で授業を終えるのは
非常に問題があるような気がした

そもそも「環境」を問題にする理由はなんなのか?
なぜ、皆に興味を持たせる必要にせまられているのか?
これらをもう一度、彼らの中に落とし込むにはやはり「人」の命とはに回帰する必要があった
けっして「動物」ではなく「人」に


予想通り、30分が過ぎるまでじっと観続けていたのは10人ほど
昼食後とあって、・・いつの間にか夢を観ていた子もいるだろう

映像が流れていく時どきに補足を入れようと原稿も用意していたが
全てを省いて、鑑賞だけに専念した

15回の授業でシナリオ通り進んだ授業は一度もない
ましてや、当初の授業計画とは大きく乖離した部分もある
学生の集中具合、教室の雰囲気、彼らの眼差し
それらを感じ、微妙に内容を変化させる
果たしてそれがいいのかわからない・・・ボクの実験

教育に携わっていなかっただけに、彼らの底辺にあるモノにとても興味があった
確かに家庭における「躾」を親が放棄しているのは事実だと思う
我慢ができない、悪い理由がわからない、そして、興味を持てない

少し我慢して、彼らを60分無言で観察していた

communicationにおいて言葉は重要だといわれる
お互いを理解する上で言葉は必要だと、CanadianのBenに教わった
しかし、彼らにとって言葉よりも重要で効果的なものは「何も言わずに見守る」
「強く見守り続ける」ことでもあるような気がした

40分を過ぎた頃、話を続けていたグループも観ることに集中をはじめた
寝ていた子もいるが、少しずつ映像に注意が向けられた

14:00
教室の明かりをつけ、白紙のA4を配る
そして、学生に呪文を唱えてもらい、こんなテーマを掲げる
『あなたは今、ツバルにいます
この島はあと1年で海に沈んでしまいます
あなたは残された1年をどのように過ごしますか』


そして、約束をしてもらった
『残りの15分間誰とも話さないで、携帯も見ないでください』
『聞きたいことがあるならば、人ではなく自分の心に聞いてください』

--------------------------------------------------
一部抜粋
・想いでづくりに励みます、一つの場所も残さず写真を撮りにいったり
 やはり人間は自然の力には勝てません、だったら、悪あがきをせず現実を受け入れます
・今までどおり、島の皆と暮らします
・変えられない未来は抗うのではなく受け入れ、今を精一杯楽しむ
・たぶん、ギリギリになるまで実感がなく今まで通り普通に暮らしている
 でも、自分の目でもわかる変化が起こった時、一気にあせりだして移住を考える
・毎日普通に暮らして、最後の日は彼氏と抱き合って死にたい
・お母さんに「ありがとう」を言いたい
・水没してたくさんの命がなくなるのは嫌だから、皆で協力して何としてでも脱出する
・ただ一日が充実するように過ごし、生きていく
 自然の流れに身を任せ、最後までその島で過ごす
・屋根の上で唄を謳う
・なくならないようあがいてみる、でも、最後は大切な人たちとゆっくり過ごす
・一年を無駄なく生きてみて、締めてみる
------------------------------------------------------^

多分、皆さんも同じ想いが多いはず

だから、決して「今の若い子達は・・」ではない

約60人を対象に、環境デザイン入門という授業を行ってきたけど
何かを教えていた訳では決してなく、互いに何かを補完し共有していたのだとおもう

無関心の中で育てられ、大きくなった彼らが欲しているもの
それは、誰かがいつもみてくれている/見守ってくれている
という大きな見えない存在なんだなと、思った
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tomyakur

Author:tomyakur
日本人の器用さと繊細さに美を感じ
日本人でよかったと思う
そんな日本人の誇りを胸に
CABINETMAKER bondを立ち上げ
京都市で活動中

家具作りを通して地球について
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