家具と木と地球と    

大切な人々と繋がっていきたい
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2009/01/20

木合わせ(杢合わせ)・モクアワセ

栓の突板を使った飲食店のフラッシュ戸、木目を揃えています"

家具職人の数だけ家具創りの数があると思っています

国が変わればやり方や考え方が違うように
日本国内でみてもそれは大きく違うように思います

材料の選び方、使い方、機械の使い方、はめ合い、組み立て方法
接着方法、塗装方法
・・・・

特に・・というわけではありませんが、ここ京都における人々の趣向というのは
複雑で、繊細なように思います


歴史のある街だからこそ、其々に作法や仕来り、礼儀が根深く息づいていて
家の建て方や庭の配置、建具に襖紙・・・
着物の着付け、髪結い、御花にお茶・・
いわゆる美意識でしょうか

これまで意識してこなかったわけではありませんが、ここ京都で家具を創るようになり
その辺の”趣向”というものに気が向くことがしばしばです



上の写真がそうですね
今、一つの飲食店の店作りに力を注いでいるわけですが
写真に映っているものは、お客さんがおそらく目にすることのない小さな扉です
店主しか開くことのない、カウンター下の栓の突板を使った扉です

ボクら家具屋は現場であまり仕事をしませんから、現場へ行くときというのは
おおよそ納品の時だけでしょう

この小さな扉の依頼もあり、現場で残った突板を預かり・・
現場の扉をはめる前の写真を受け取って、 『この木目に合わして欲しい』

写真には木目が上から何センチのところから出ている・・・なんて指示はありませんから・・
工房で悩みながら・・この辺で切ったらいいかな?この辺の木目
なら合いそうだ・・・
などと、写真と睨めっこしようやく本日納品

現場では直角が出ていないので、扉を多少削り微調整を行いましたが
喜んでもらえるくらい、色も木目も揃い・・ォオ~!!
上手く揃えることが出来ました

空間を邪魔しないような扉に仕上がった ので良かったです


出来ることなら、無垢の板で扉を作りたいと思っていますが
木が動いてしまうので今は突板を使ったフラッシュの建具を創らざるを得ません

日本の突板はビミョー~に薄いのであまり直して使うことができませんが
出来ることなら、もう少し外国のように厚い突板を用いて直しながら使えるものにしたいですね

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■  プロフィール

tomyakur

Author:tomyakur
日本人の器用さと繊細さに美を感じ
日本人でよかったと思う
そんな日本人の誇りを胸に
CABINETMAKER bondを立ち上げ
京都市で活動中

家具作りを通して地球について
みんなと考えていきたい


CABINETMAKER bond

商品のお問い合わせに関しては
info@c-bond.net
どうぞお待ちしてます

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