家具と木と地球と    

大切な人々と繋がっていきたい
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2006/07/10

有難う

e545b3f4.JPG今日でREAの工房ともお別れだ。
とても熱心で、かといって全く力の入ってない自然な人。
仕事をしに来たが、一日6時間のうち2時間は仕事をしていない。

9時から仕事を始め、僕は時にパソコンに向かい合っているが
11時からはコーヒータイム。これがおよそ30分
そしてまた少し働いて1時から昼食
2時から4時まで仕事をして、1日が終わる。

以前体を壊しそれ以来無理をしないようにしているという彼だが
こっちへ来て始めて知ったことだが、結構な有名人らしい。
ご存知の方もいるかと思うが、スウェーデンのデザイナーで
ハンス ヨハンソン(Hans
 Johansson)の仕事を長年手がけ
時には、皇室にも納めているなかなかのやり手みたいだ。
でも、接していて全くそんな気配はない。
ただのおしゃべり好きの職人、いやマミヤのカメラに関して
語りだしたらもうとまらないし、仕事を突然やめたと思えば
パソコンの前にボクを呼びレンズについて語りだしたり・・・
フラッシュをネットで購入し修理するからと少し早めに仕事をきりあげる

仕事が生活の中心ではなく、愉しむことが生活の芯にある。
今も、外で建築中のオーディオルームの工事の準備なんかをしている。
ボクが滞在しているせいなのか、ヘンカンも
なんだかあくせく働いている様子はない。
勿論、スウェーデンと日本の事情は違うし、それぞれの生活が異なるのは
理解できるが、やはり【ゆとり】というものがある。

これだけの土地に人口900万人
東京のそれより少ない
土地があり、自然がすぐそこにある、ここで言う自然とは
日本のように生活と隔絶したような自然ではなく
人間と繋がった自然

日本の自然とは、まるで美術館で絵画を見るような感覚
こちらでは、スーパーで商品を選ぶときのような感覚か

変なたとえをすると混乱するのでやめておこう


スウェーデンでの生活もあと4日
次はデンマークへ向かい、20日頃ドイツのブレーメンへ向かう
次ブログを更新するのはいつになるのかわからないが
感じたことをもっとストレートに表現できるようにならなくては。
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2006/07/07

仕事キャンセル?

30d51c33.jpg今午前10時
さっきまで日差しが強かったが次第に曇ってきた
薄暗い工房で一人こうしてブログを書いている
PER?
昨日の晩からお腹の調子が良くないからってんで
今家に戻っているが、すぐに戻ると言って帰ってこない

実はボクも今日は喉の調子が良くない
こっちは日本と違ってかなり乾燥している
だから、毎日朝起きると喉は渇いているし
アレルギーのせいか毎日鼻水がとまらない
勿論埃っぽいせいもあるから仕方がない
まあ、大したことはないだろう

乾燥といえば、こちらでの木材の含水率はおよそ6~8%
日本と違い明らかに低い
参考までに、ボクらのところではおよそ12%
日本の梅雨の時期を考えるとそれくらいの方がいいんだろう
しかし、梅雨の時期のないこちらでも木の割れには困っている
いつまでも生きているものだからそれを抑えようとしても無理がある
特に、こちらでも、冬場は暖をとるからいくら6%に抑えてても
どんどん乾燥し、やはり冬から春にかけて
テーブルの天板や、椅子の座が割れてくる
最近それはそれでいい、なんて思い出した

人間だっていくらやれやれ!なんて言ったって
本人が嫌がったらどうにもならない
だから、無理に木をひっつけてみたところで
嫌だといえば、木もはなれるだろう

自然の摂理には従うべきだろう
2006/07/06

山積み

e9ef08a7.JPG ここへ来て僕の宿題は山積みだ
ネットがつながったことでブログを更新しているが
会社の方のブログも更新しなければならない
こっちは気楽に自分の感じた事、見たものを書いてれば問題ない
だが、一応会社のほうは・・
レポートらしく書いておかないと後で何を言われるか
まあ、何軒か工房や学校も見学したし工房でも手伝いをしたから
別にネタには困らないけど

今日は更に暑い
まあ、ボクはこうしてパソコンに向かい合っているだけだからいいが
PERは相変わらず今日も旋盤と格闘中だ
彼は何年か前に体を壊し、1日に6時間位しか仕事をしないし
勿論、日本人みたいに必死こいて!!みたいな感じはなく
仕事を愉しんでいるといった感じか?
今もずっとボクの横でスウェーデン語のラジオが虚しく鳴り響いている
時折聞こえる『キム・ヨンイル』・・・
少し日本の情勢が緊迫しているのがわかる
こちらへ来て彼らを含め外国人と話していると
日本のことを忘れる
日本の単語、イメージは頭の中にあるのに
言葉がなかなか出てこない
まあ、出来ない頭の中をいくらえぐって見たところで
ボクの蓄積した知識には限界がある、そんなに賢くはない
そこは開き直るしかない

グスタビアンスク
日本人にはあまり馴染みのない椅子だからつくりに興味があるが
彼の仕事もなかなか進まない
2006/07/05

遡って

9a5224d1.JPG今週で一つのサマーコースが終了する

もう10日程前になるだろうか
6.24
スウェーデンの南東部、バルティック海に面した街
KALMALを訪れた、そう、夏至の頃だから・・

この街の対岸にはゥーランドという島がある
最近日本でも有名なカペラゴーデンという学校だ
木工科が有名だが他にもテキスタイル、セラミック、園芸科がある
ボクは別に今更学校に行く気にもならないんで
特に、というわけではないのだが何か情報が得られたらいいし
まあ、以前いた訓練校とどう違うのか見たかったから足を運んだ
確かサマーコースが始まる2日前の土曜日

KALMALからバスで20分位だろう、ボクはバスを乗り間違え
VICKLEBYという街まで歩いた。ほんの2km程。
広大な大地を切り裂くように細い一本の道がずっと続き
その両側にはずっと畑が広がっている
遠く2時の方向に、プリンクラーがこの静寂を邪魔するように
独り水をやっている

とても小さな村
人の気配はなく、どこをどう行けばいいのかわからないが
とりあえず中心らしき方向へと足を向ける
道の両側に植えられた木々は、降り注ぐ強い太陽の日差しを
その緑のフィルターを通すことで
優しく、そして柔らかいカタチへと変化させる
あったかい・・

次第に学校を示す看板が見え始め、門の辺りに一人の女性が水遣りをしていた
『きっと無理でしょうね』
アポなしなのでそれは承知だったが、その冷たい態度に少々ショックを受けた
仕方ない、
バス停まで行き時間を確かめるとまだ1時間もある
特に何かを求めていたわけでもないが丁度そこにカフェがあったから
・・・踏み込んだその時点でボクの運命は転げだした

取り合えずコーヒーを注文し暇つぶしに身の上話をしてみると
ホントこっちの人は親切な人が多い
『ちょっと知り合いに電話してみるわ』と携帯を探している彼女の背後から
同年代の女性がカフェに入ってきた、
そう、丁度電話しようとしていた友達が!!
その友達はカペラゴーデンの木工科のトップの先生と仲がいいから、と
連絡を取って頂き、そしてその先生は残念ながら今日予定があるから、と
卒業生のANDREASを紹介してくれた

あとで知った話だが彼はサマーコースのアシスタントをするらしく、
勿論、学校と展示場の鍵を持ってきて僕を案内してくれた
まずは、展示場
様々な生徒の椅子、チェスト、キャビネット、セラミックで溢れていた
一つ一つ丁寧に解説をし、全てボクの気の済むまで触り、座り
写真を撮影し、長閑な田舎の昼を過ごした
彼は勿論休日
なんだか悪い気もしたが、『別にすることもないし』なんて言って微笑んだ

どれくらいたったのかわからないが少しはなれた学校へむかった
まずはテキスタイル科、そしてセラミック科
そのあとは、マルムステンが生活と仕事場にしていた建物に入り
少し腰掛けながら話をした
特別なのだろうか、ものすごく時間が止まっているような気がした
時折ハニカム彼は
まるでお互いの家具を見せ合っているかのように誇らしげに
そして大きな心を広げボクとの会話を愉しんでいた
『最後に!』と木工科を案内してくれた
キャビネットについて話しているとき
『先生は、キャビネットは人生の愉しみであり、人生の全てだ』って
言いながら、作業部屋に立つ柱を抱きしめ幸せそうな顔でボクを見た
何故かわからないが、その時
彼の笑顔がとても印象的で、羨ましく思えた

それから・・30分位いただろか
写真を撮らせてもらいボクはカペラゴーデンを後にした

大きな幸運を抱きしめて
2006/07/05

GAGNEF

38ee045d.JPGこんにちは、久々です
スウェーデンに来てもう1月が過ぎてしまいました。
この夏の時期は太陽の光に満ち溢れ
どこへ行っても水着姿で日向ぼっこをしている人達ばかりです。

さて、今はストックホルムからおよそ250kmほど北西に行った
GAGNEF(ガグネフ)という街に来ています。
こちらへ来てすぐに訪れた工房に1週間お世話になっています。
彼の名前はPER。
1人で、いわゆるアンティークと呼ばれるロココやグスタビアンスク等
およそ200年以上前の型の椅子からモダンな椅子、そして車の内装や
額縁などをもう20年程創っています。
今彼はボクの隣で旋盤を使って脚の製作に取り掛かってます。
ちょっと専門的なんで手伝うことは出来ず、こうしてネットに向きいながら
彼の仕事を眺めてます。

スウェーデンではどこでも労働者の方が強く
しかも、夏休みとなるとおおよそ5週間の休日になります。
有給休暇が・・・同じくらいかな、ちょっと忘れましたが
となると雇用者の方は大変です。
こちらの税金は25%、そして子供のいる労働者が子供の病気を理由に休むと
この休日分も労働者に賃金を支払わねばなりません。
だから、こういった工房はおおよそ1人で経営されているようです。
じゃないと、家具屋の利益がないから・・・

住むほうはいいですね、
子供への手当ても日本以上に充実していますし、大学までの学費も全て無料です。
勿論、最近私立化しているところもあるんでそこは有料ですが
何度大学へ行ってもいいんで・・
まあ、その辺は最近少し問題にもなっています。
いわゆる日本のニートみたいなもんでしょう。
2,30年前と比べるとかなり情勢は良くないみたいですが
やはり日本よりも快適なような気がします。

■  プロフィール

tomyakur

Author:tomyakur
日本人の器用さと繊細さに美を感じ
日本人でよかったと思う
そんな日本人の誇りを胸に
CABINETMAKER bondを立ち上げ
京都市で活動中

家具作りを通して地球について
みんなと考えていきたい


CABINETMAKER bond

商品のお問い合わせに関しては
info@c-bond.net
どうぞお待ちしてます

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